| 場所 |
愛媛県越智郡玉川町別所甲483 |
| 交通 |
JR予讃線今治駅下車、鈍川行バス大須木下車徒歩1時間 |
| 本尊 |
千手観音 |
| 宗派 |
高野山真言宗 |
| 開基 |
越智守興 |
| 宿坊 |
あり |
| 電話 |
0898−55−2141 |
第58番 作礼山
仙遊寺
(されいさん せんゆうじ)
標高300メートルの作礼山々頂にある仙遊寺からの眺望はすばらしく、今治市街や田畑が眼下に広がり、その向こうには瀬戸内海や海に浮かぶ小島が望めます。
仙遊寺は、天智天皇の勅願により、伊予の国主「越智守興」が開基したと伝えられています。その後阿坊仙人という僧が参篭して、ここに住んでいましたが、養老2年(718)雲と遊ぶかのように、突然その姿がかき消えたそうです。寺号は、この阿坊仙人の伝説によると言われています。
その後、平安初期にこの寺を巡錫した弘法大師が寺を再興したと伝えられています。
また、この寺には次のような悲しい犬の伝説があります。
昔、仙遊寺とふもとの栄福寺の住職が兼務していて、一匹の黒い犬が寺の用務をしていました。山の上の仙遊寺で鐘が鳴れば山を駆け登り、栄福寺の鐘が鳴れば山を駆け下りる利口な犬でした。ある時仙遊寺と栄福寺の鐘が同時に鳴ったため、どちらに行けばよいのか迷ってしまい、右往左往するうちに途中にある池で溺れ死んでしまいました。
これを悲しんだ村人が、池の湖畔に犬塚をもうけて、その池を犬塚池と呼ぶようになったと言われています。この池は今も、仙遊寺と栄福寺の中間にあり、静かに満々と水をたたえています。
参道入り口にある立派な山門
境内には1〜88番の本尊の石仏が並ぶ。
本堂
大師堂
標高300メートルの駐車場付近からの眺めは素晴らしく、眼下に今治市街・瀬戸内海・来島海峡・しまなみ海道の来島大橋などが一望できる。